惡いほうの日本、400年

事実として一つだけ言えることがある。それは、鎖国の間、国際交流を拒んだ日本の文明の発達は、確実に世界に遅れをとったということだ。

蓋し至言ですね。そして、そういう鎖国の中でも抵抗したり、すり抜けようとしたり、さまざまな挑戦を挑んできた人びとがいた。我われは、その背中を見て、今を歩いている。
人が拓いたケモノミチを突き進んで、今に至る。その先は、藪から蛇。ジャノミチはヘビ。俺自身、ある意味の極限にありつつあることを、和して和みつつ闘っているということを、忘れてはいないと言うべきであるし、忘れてはならない。