土下座(等)
「はてな」の最近のエントリに、土下座の話題があった。曰く、(意訳)
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- あやまるべき時に謝ってこそ、ビジネスマンは成長できる。
- とにかく相手を喜ばすことが肝腎。
- しかし怪我はしないように肉体を守るのも大切。
予想通り、対するコメントは数種類あった。曰く、*1
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- 賛辞。
- 土下座は特殊職の行動形態だ。
- 怪我を避ける技術の詳細について。
- したこと無いし、わかんなかった。
私が強く心をうたれたのは、土下座(等)をビジネス専用だと思っている「ゆとり脳」の輩の発言力だ。嗚呼地球もここまでか!
親の日常の振る舞いは、子が知らず知らず身に付ける。私も土下座様の最敬礼を、父母の後に添い、見よう見まねで身に付けた。
恋人の父母や友人のカアチャンはもちろん、本家に集う親類の会合でも、床に額、だ。私はビジネスの話なんて、今日はまだ書いていない。
子供の頃から、家庭で覚える。それが最敬礼だ。鍬や鋤で首っタマ撥ねてケロと言わんばかりに、身を託す様は、人の心の垣根を取り払う。
将も馬も、行動形態の基本は日常生活にあり、また挨拶にある。彼女ができない御仁や俺様ファミリーを維持できない向きは、まず最敬礼を学ぶとよいだろう。
*1:私がみたかぎり、「土下座カコワルイ!」は皆無だった。