月を見あげて 第三集

月を見あげて 第3集 (河北選書)

月を見あげて 第3集 (河北選書)

佐伯一麦さんの河北新報連載エッセイ第三集。ついに作者が樹木にこだわった著述をなしている自分に気づくの巻。
これ、仙台市若林界隈の幼少期の木の怖い話しを含め(この本には出てきませんが)佐伯さんの著作は樹木の出番が多いと、私は思っていました。 
第一集・二集よりも、月はさり気なく触れられます。相変わらず、昼間の月はスルー。
大年寺山を下りて魚屋さんで買い物をして、バスで戻ってくる日は、いつも楽しそうです。