すてる

パンティを棄てる。昨年惜しくも鬼籍入りを遂げたモトツマの持ち物を棄てる。
ものの本によると、人としてよりよく生きる一般論として、もっとも怖い事柄こそ最初にケリをつけるべきだ、とあるので、昨夜はブラに着手するつもりだった。パンティではなく。ブラはモトツマのこだわり*1だったから。
ところが、いざ箪笥をオープンしてみると、ブラだけが無い。あまりに私が悔しくて、もう数ヶ月前にどこかに隠している。俺自身がやってること、俺自身が覚えていない。だいぶ錯乱していマス
で、かわりにパンティを袋につめて、ポイ。
さよなら。

*1:なにしろ本人の胸が大きくてステキだったこと。彼女が一流メーカーのブラを売る職についていたこと。そして、その大切な肉体、右側一個をまるごと切除したあと、一流ブランド商品のワイヤーが痛く、涙を流していたこと。