部活仲間を偲ぶ呑み会によせて

久しぶりに、大勢の同級生と集うのともまた違った、一つの目標に向かって闘った仲間たちと酒を酌み交わした。

様々な学校の部活仲間で、このような同窓の集いが行われているのだろう。

遡れば、仙台より先に岩出山城下に設けられた有備館
下って仙台伊達家5代で設けられた学問所がのちに(明倫)養賢堂と呼ばれ、
大槻文彦先生が学び、
明治期には宮城県内の中等教育が混乱する中に
私学 東華学校を新島襄先生が立ち上げ、
前後して宮城県尋常中学校が初代校長 大槻文彦先生のもとに設立され、
間もなく東華学校が宮城県尋常中学校にリソースを譲渡し、
東華学校のもとに運営されていた学校は幾つかに別れてゆき、
その一つが宮城県仙台第一高等学校として全日制普通科通信制を擁するに至り、
現在は通信制宮城県美田園高等学校として独立させ、
また学区は宮城県内全域、性別は問わず
入学可能となって
現在に至る。

100年間、同窓生に愛されている校訓、標語が
「自重献身」
「自発能動」
である。(校歌の二節目にも歌われる内容である。)

これは私たちの体に染み付いている。血となり肉となっている。

最近、同窓会で再評価されている
東華学校の標語が
"SEEK TRUTH AND DO GOOD" .

いまこそ、大槻文彦先生が助けていただき、宮城県の本格的公立中等教育の礎となった精髄
"SEEK TRUTH AND DO GOOD"
も同窓生のために用立たせていただきたい。